映画一本で過去から未来までの時間を旅行

映画というものが歴史上に現れて、もうずいぶん時間が流れました。
その間に一体いくつの映画が生み出されたのか…想像もつきません。
未公開のままの作品もあるだろうし、人知れず公開されただけのものもあることでしょう。
子どもの頃に見た作品だって、もう入手不可能なものはいくつもあります。
過去の作品を見られないことに残念な気持ちは覚えますが、
それと同じ・ひょっとしたらそれ以上の早さで、
新しい作品というものも生み出されているのです。
日本未公開のものだってあるから、今現在に生きているからと言って、
すべての映画を見ることができるというわけではありませんが、
それでも、消えてしまった映画と違い、出会う機会はきっとあります。
ですがそれは、何も映画だけに当てはまることではありません。
人との出会いだって・物との出会いだってまさにそうなのです。
つまりひとつの時間の上で「出会えるか」「出会えないか」。
映画は、その中にストーリーという時間を持っています。
それはまったく同じではないけれど、現実に少しの影響を及ぼす。
逆もしかりで、映画は時として現実の影響(たまにはとばっちり)を受けてしまう。
不思議で、とても面白いことです。
そして、それこそが映画がいつまでも私や他の誰かの惹きつけているのかも知れません。